今やスマートフォン(以下スマホ)やパソコンは日常生活にかかせないアイテムとなっていますが、実はスマホやパソコンから発せられるブルーライトには私たちに悪影響を及ぼしているのを知っていますか?よく目に悪いという話は聞きますが、なんブルーライトは女性が特に気にするお肌にも悪影響なのです。もしかすると、最近シミやくすみが気になるのは紫外線ではなくブルーライトのせいかもしれません。今回は、ブルーライトが与える肌トラブルについてご紹介します。
ブルーライトは紫外線に次いで強力だった!
ブルーライトは可視光線の中で紫外線の次に強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されず網膜まで到達するほどのエネルギーがあります。
LED照明やスマホ、パソコンのLEDディスプレイには、このブルーライトが多く含まれています。
そして、スマホやパソコンは日常生活において利用頻度も多く浴びている時間帯も増えるため、紫外線以上にブルーライトを浴びていることから防ぐことが難しいとされているのです。
ブルーライトがお肌に悪いわけ
ブルーライトが目に悪いということは、知っている人も多いのではないでしょうか。しかし、実は肌にも悪影響を引き起こしているのです。それでは、ブルーライトがどのような肌トラブルの原因となるのか調べてみましょう。
ブルーライトは肌の奥に染み込む
ブルーライトは、いわゆる紫外線による日焼けやシミの原因となる波長よりも肌の奥に染み込んできます。そして、そこから色素沈着を起こすことから「第三の紫外線」とも呼ばれているのです。
ブルーライトを長時間浴びることで、肌細胞が変色し1時間ほどで色素沈着を引き起こしてしまい、色素沈着でできたシミは相当頑固に残ると言われています。
ブルーライトは肌のツヤにも影響を与える!?
ブルーライトは目の疲れや睡眠の質が悪くなるため、肌のツヤにも影響してきます。目を駆使することで脳がストレスを感じ、その結果副腎皮質刺激ホルモンが生成されることで肌のくすみの原因となるのです。
さらに長時間目を使うことで目の筋肉も硬直し、シワの原因にも繋がります。
ブルーライトから肌を守る対策
次に、ブルーライトからお肌を守る対策をご紹介しましょう。
ブルーライト軽減メガネを活用
スマホやパソコンを見ない日を作ったり、休憩する時間を作るなど様々な方法がありますが、手っ取り早い方法としてブルーライト軽減メガネを着用することです。 また、メガネは苦手という方には、スマホやパソコンの液晶にブルーライトをカットする液晶保護フィルムを使ってみて下さい。
パソコンによってはブルーライトの量を設定で変えることができるので、一度確認してみましょう。
寝る前のスマホやパソコンの利用は控える
寝るギリギリまでスマホやパソコンを利用していると、脳が興奮状態になり質の良い睡眠がとれなくなります。睡眠障害を起こす可能性があります。美肌作りには質の良い睡眠が前提となるため、寝る1時間前には使用するのを止めて下さい。
また、睡眠不足が頭痛を引き起こす可能性もあります。
食生活の見直しをしよう
ブルーライトを吸収してくれる効果がある食材を選ぶのがおすすめです。 例えば、にんじんやほうれん草、カボチャといった緑葉食野菜は、ルテインというブルーライトを吸収する効果がある栄養素が含まれています。
最後に
日焼け止めクリームといったUVケア対策をしていても、実はブルーライトという意外なところから肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。
休日はスマホやパソコンのことを忘れて、運動をしたり家族や友達とお出かけをして心も体もリフレッシュしてはいかがでしょう。
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