しょうが紅茶は、もはや冷え性解消ドリンクの筆頭ですよね。ただ、使うしょうがは、生より乾燥したものの方が、冷え性改善の効果が高いことは、あまり知られていないのではないでしょうか。乾燥しょうがは、自宅で作ることも可能ですが、スーパーのスパイスコーナーにおいてある乾燥しょうが粉末を使ったり、紅茶の茶葉に乾燥しょうがを混ぜているものを使ったりするのがお手軽です。乾燥しょうがが混ざっているティーバッグの紅茶としては、日東紅茶のしょうが紅茶、セレクティーのしょうが紅茶、ひしわのしょうが紅茶がおすすめです。どれもAmazonで購入できます(2016年2月14日現在)。今回は、冷え性・むくみ・便秘に効くしょうが紅茶の作用だけでなく、各症状において、プラスアルファすると、さらに効果のある食材をご紹介します。
冷え性解消にはシナモン
乾燥しょうがだけでなく、紅茶自体も体を暖める作用があるとされています。その2つを組み合わせることによって、冷え性解消効果が劇的に増すのです。
また、末端冷え性でお悩みの方には、ここにさらにシナモンを入れることをおすすめします。なぜなら、シナモンには末梢血管を拡張させる作用があるためです。3つの材料の相乗効果で、体がさらにぽかぽかになることでしょう。
むくみ解消には黒砂糖
紅茶のカフェインには利尿作用があります。また、しょうがには血流改善作用があるため、相乗効果でむくみが軽減されます。
また、塩分の摂りすぎでのむくみが気になる方には、ここにさらに黒砂糖を入れることをおすすめします。なぜなら、黒砂糖にはカリウムが多く、カリウムには塩分(ナトリウム)を一緒に排出してくれる効果があるためです。3つの材料の相乗効果で、さらにむくみが改善されることでしょう。
便秘解消にはクローブ
乾燥しょうがには、胃や小腸の血流を改善する効果が有るため、便秘改善効果があります。それでいて、下痢抑制作用があるので、お腹が痛くなることはありません。
それでも効かない頑固な便秘の方には、乾燥しょうが紅茶に、さらにクローブを入れることをおすすめします。なぜなら、クローブには胃腸の運動機能亢進作用があるためです。3つの材料の相乗効果で、きっと便秘が解消されることでしょう。
まとめ
しょうが紅茶の効能には冷え性・むくみ・便秘解消の3つの効果があることをお伝えしました。また、冷え性にはシナモン、むくみには黒砂糖、便秘にはクローブを加えるとさらに効果があることもお伝えしました。
皆さんがお悩みの症状に、お役に立てたなら幸いです。
[参考]
http://www.genome.jp/dbget-bin/www_bget?dr_ja:D06744
※参考文献:生薬単(ショウヤクタン)―語源から覚える植物学・生薬学名単語集
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