近年は1年を通して紫外線の害があります。日焼け止めや日傘、アームカバー等の対策をしっかり行っていると思いますが、それだけでキレイな肌を保つことができていますか? みなさんは、すでに紫外線対策の化粧品を使ってスキンケアをしていると思いますが、顔以外のスキンケアはどうしていますか?今回は頭皮や腕、背中といった顔以外のスキンケア方法をご紹介いたします。
紫外線の基礎知識
太陽には目に見える光と、目に見えない赤外線と紫外線というものがあります。紫外線は波長が最も短い光と言われており、3つの種類に分類されます。
- UVC:オゾン層で吸収されてしまいます。
- UVB:オゾン層で吸収されますが、一部地表まで到達します。
- UVA:物質を通過しやすく、雲の影響も受けにくく地表まで到達します。
UVAとUVBと言われている光に対する対策が、紫外線対策と言われるものなのです。
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紫外線トラブルから肌を守るスキンケア
基本は全身泡で洗う
顔の泡洗顔はもう実践されていますよね。では、身体は泡で洗っていますか? 顔も身体も同じ皮膚なのになぜ、洗い方を変えるのでしょうか。
身体もゴシゴシ洗ったら肌の潤いがなくなり、乾燥しやすくなります。また、紫外線で傷んだ肌はさらに肌の乾燥を進めます。乾燥した身体の毛穴は皮脂が酸化して背中や胸のニキビ、炎症が起きやすい状態になります。
ボディーソープや石鹸をしっかり泡立てて、手のひらでなでるように洗います。最近の石鹸やボディーソープには洗浄成分がたっぷり入っていますので、なでるだけで十分に汚れは落ちます。
また、頭皮も顔や身体と同じ皮膚です。シャンプーをしっかり泡立てて指の腹でなでるように洗います。なお、シャンプーやリンス、トリートメントはノンシリコンのものが良いです、シリコンは毛穴に詰まりやすいので地肌トラブルの原因になります。
身体や頭皮の泡洗浄は乳幼児や幼児や肌の弱い人は1年通して行うと良いですよ。
夏でも!とにかく保湿!
紫外線で弱った肌を元気にするには、保湿が一番です。 「夏場は汗をかきやすくて肌がべたつくから保湿はちょっと・・・」と思うかもしれませんが、お風呂上がりに全身をローションやクリーム、ゲルで保湿します。
顔は毎日化粧水等で保湿していますよね。身体も同じように毎日保湿しましょう。 ローションやクリーム、ゲルは市販のもので構いません。ご自分の肌に合ったものを探して使いましょう。
また、外出中に乾燥を感じたらミスト化粧水で保湿します。頭にもさっとミストをすると地肌や髪も保湿で傷みを防ぐことができます。なお、化粧をした後にミスト化粧水を顔に吹きかけると、化粧崩れの防止になりますよ。
汗はすぐふく
汗をかいたらすぐに、汗ふきシートでふきます。外出中は難しいかもしれませんが、化粧室で背中の汗をさっとふくだけでニキビやあせも予防になります。汗ふきシートはヒンヤリ効果の少ない、肌がサラサラするか、もしくはしっとりするタイプのものが良いでしょう。
同じ要領で、頭も汗をかいたらふきます。しっかりふくのは難しいと思いますが、さらっとふくだけで違いますよ。汗をふいたら落ちてしまった日焼け止めをしっかり塗りなおしましょう。
最後に
今回ご紹介したスキンケア方法は、お子さんや男性にも使えます。 ご自身だけでなく、ご家族の肌も一緒に守りまましょう。
また、日焼け止めも上手に使いこなしたいですよね。次の記事でご確認いただけます。日焼け止めを塗るポイントは!?
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