一昔前、シリアル食品と言えばコーンフレークかライスパフが定番でしたが、最近はいろんな種類が出回っていて、選ぶ楽しみもグンと増えましたよね。特にここ数年、シリアル食品では美味しくて栄養豊富な「グラノーラ」は大人気です。でもちょっと糖分の取りすぎが気になるという人は多いのではないでしょうか。今回はそんなあなたにおすすめのシリアル「ミューズリー」をします。
「シリアル」の定義
「ようし!これからは健康のために朝食にシリアルを食べるぞ!」と、漠然とでも一念発起した経験のある人なら、一度は「そもそもシリアルって何?」という疑問を抱いたことがあるはず。
「シリアル食品」とは、トウモロコシ、オーツ麦、小麦、大麦、米などの穀物を、加熱調理で食べやすく加工したもののことで、牛乳やヨーグルトなどの乳製品をかけてそのまま食べるコールドシリアルと、加熱調理をして食べるホットシリアルが、主な食べ方になります。
では「グラノーラ」って何?
「グラノーラ」はシリアル食品の一つ。オーツ麦など、上記の穀物加工品に、ナッツ類や糖蜜、植物油などを混ぜてオーブンで焼き上げたもので、そこにドライフルーツが混ぜられることもあります。
最近一般的によく出回っている、大手メーカーのものにも、いろんなドライフルーツが入っていて、見た目も味もバラエティー豊かです。
食物繊維が豊富で、ドライフルーツやナッツの栄養もバッチリ摂れる。カリッと焼き上げられた穀物類の食感や、しっかりつけられた甘味で、牛乳やヨーグルトなどをかけても美味しく、忙しい朝でもいくらでも食べられる。なんならおやつにだって食べたいぐらいの美味しさですよね。
でもシリアルはカロリーがちょっと気になるところ。商品によって含まれている糖分の量も違えば、人によって事情も様々ですが、特にダイエット中の人などは、いくらでも食べていいってわけでもなさそうです。気になる人は、自分が食べてよい一食の量はどれくらいなのか、一度パッケージの成分表をチェックしてみてください。
すると、「意外と一食分の適量が少ない」と思われる人が多いと思います。よほど小食な人や、サイドメニューを豊富に摂っている人以外は、「これじゃ物足りない」と感じられるはず。
そこで「ミューズリー」の出番です。
「ミューズリー」とは?
「ミューズリー」も、シリアル食品の一つで、オーツ麦などの加工穀物に、ドライフルーツやナッツ類などを混ぜ合わせたものです。グラノーラと同じく、主に牛乳やヨーグルトなどをかけて食べるのですが、大きな違いは、オーブンで焼かれていないこと。
また、メーカーやラインナップによる違いはあるものの、ほとんどのミューズリーは、糖蜜などの甘味料が足されておらず、ドライフルーツの自然な甘さを活かした作りになっています。糖分の摂取量を気にしている人にとっては、まさに力強い味方!
焼かれる工程がない分、モッソリした食感と、見た目の「鳥の餌」感で、食欲が湧きにくいところが難点と言えば難点でしょう。
ミューズリーの食べ方のコツは、器に出してすぐにではなく、前日から冷蔵庫で牛乳やヨーグルトに浸しておいてから食べること。モッソリ食感がしっとり系の舌触りになり、ドライフルーツの甘味が程よく染み出てくるので、格段に食べやすくなります。
原材料たちの素朴なハーモニーがクセになる人も多いんですよ。とはいえ、グラノーラに較べれば、甘味がかなり少ないので、人によっては最初は少し食べ辛いかもしれません。
初めてさんにお勧め!「グラノーラ」+「ミューズリー」
そこで、初めてミューズリーに挑戦する人には、グラノーラを混ぜるのがお勧めです。ミューズリーにグラノーラの甘味を足して、自分好みの食べやすさに調整するような感じですね。
腹持ちもよく、全量をグラノーラにする場合に較べて、弱冠食べる量を増やせるので、満足感も得られやすくなります。日によってブレンド具合を変えるのも、マンネリに陥りにくくなるのでお勧めですよ。
最後に
一日の原動力に欠かせない朝食は、習慣づけることで長期的な健康維持にも役立ちます。手軽に美味しく実践できれば言うことなしですよね。
グラノーラ+ミューズリー、ぜひ試してみてください。そして、グラノーラとミューズリーにかけて食べたいヨーグルトについて書いた記事があります。続けてごらんください!
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