そろそろ朝晩の肌寒さに風邪をひいちゃった人もいるのではないでしょうか。ちょっと風邪ひいたかなというとき、市販の風邪薬を服用するのを躊躇することってないですか?総合感冒薬のなかには、風邪のあらゆる症状を楽にするために、さまざまな成分が配合されています。でも、インフルエンザなどを除き、風邪のウイルス自体に作用する薬はないので、早い段階で総合感冒薬に頼ることで、自己治癒力を弱めてしまう場合もあるようです。そこで試してもらいたいのがハーブの力。私が以前住んでいたドイツでは、ナチュラルな生き方を信奉している人でなくても、ハーブを生活に取り入れるのが当たり前になっていました。今回はこれからの季節に役立つ、風邪に効果的なハーブの種類と使い方をご紹介します。
風邪の予防はまずはうがいと手洗い
風邪の予防で思いつくのが、手洗い、うがいではないでしょうか?外出先から戻ったら、ちょっと乾燥が気になったら、ハーブのうがい薬でスッキリさせましょう。うがい薬に適しているのが、魚介類の料理にもよく使われるタイム。
殺菌効果が高く、気管支にも良いとされています。タイムのうがい薬の作り方は、基本的にハーブティーを冷ましたものと考えていいです。小さじ1程度の乾燥ハーブを沸騰したお湯で10分ほど煮出すだけ。
アルコールか煮沸で消毒した清潔な瓶に入れて、冷蔵庫で保存して1週間以内に使い切ってください。
風邪かな?と思ったらときのハーブ
セージのハーブティー
「セージを植えている家には死人がでない」といわれるほど、ヨーロッパでは定番の万能ハーブです。実際に家で育てている人も多く、私も育てていますが、かなり強くて育てやすいハーブです。のどに違和感を感じたときに飲むと、のどがスッキリするのを感じます。
扁桃腺や気管支の初期の炎症に効果があるとされています。乾燥した葉なら大さじ1杯ほど、摘みたての葉でフレッシュハーブティーを楽しむなら3倍ぐらいの葉を使ってお茶を入れます。ティーポットに入れ、沸騰したお湯を注いで2~3分蒸らせば飲み頃です。
咳止めや鼻づまりにはユーカリのオイル
胸に塗るタイプの風邪薬ってありましたよね。あの感覚で使えるのがユーカリの精油が入ったオイルです。ユーカリは鼻づまりの解消や咳止めにも効果的で、胸のあたりにオイルを塗布することで、体温でオイルが温められてセルフアロマディフューザーの役割をしてくれます。
作り方はキャリアオイル30mlにユーカリのエッセンシャルオイルを6滴ほどたらせば完成。消毒した遮光瓶に材料を入れて竹串などで混ぜれば、そのまま保存できるので簡単です。細菌の繁殖を防ぐ効果もあるので、ニキビなどの肌トラブルにも使えます。
エキナセアのチンキで免疫力アップ
エキナセアはネイティヴアメリカンが万能薬として利用してきたハーブで、免疫力のアップに効果があるといわれています。風邪の症状を感じたら、早めに飲むことで風邪の悪化を阻みます。
悪化した風邪にはあまり効果がないようなので「風邪かな?」と思ったら1日数回にわけて飲んでください。チンキとはハーブをアルコールに漬けた濃縮液のようなものです。手作りすることもできますが、手っ取り早く手に入れたいなら、購入することもできます。
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入浴タイムに上手に取り入れて
風邪をひいたらお風呂に入らないようにしている人も多いと思いますが、高熱だったり下痢や嘔吐を伴う風邪でない場合は、湯冷めしない注意さえすれば、入浴は新陳代謝を促して血行を良くするので、回復に役立つと考えられているようです。
湿度が高い浴室は鼻やのどの加湿にも役立ち、風邪の予防としても効果的です。アロマオイルを使うのが簡単ですが、風邪に効果があるのはユーカリやレモン、ラベンダー、ティーツリーなどです。
キャリアオイルに混ぜて、あらかじめ体に塗布して入浴するとマッサージ効果もあるのですが、塗っている間に体を冷やす可能性もあるので、41度ぐらいのお湯をはった浴槽に、直接アロマオイルを3~5滴入れて入浴するだけでも十分です。
バスソルトにアロマオイルを混ぜて使うのも効果的です。
これからの季節、ハーブの力を借りて、風邪でお医者さんにお世話になることがないようにしたいですね。
最後に
風邪をひかない体づくりをするために参考になるのがお相撲さん!続けて次の記事をご覧ください!
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