あのモデル、あの芸能人、あの海外セレブも、こぞって「チアシード」を食べていると話題です。さまざまな雑誌・ブログ・TVでも多く紹介されているので、一度は聞いたことあるかもしれません。私も、例にもれずミーハーなので、実食してみました。そこで分かった、本当の美味しい食べ方と注意点をまとめてみたいと思います。
チアシードとは?
チアシードとは、シソ科サルビア属であるミントの仲間の一種「チア」の種です。「チア」は、メキシコなどの中南米で栽培されているそうです。中南米では、古くから広く人々に親しまれている食物で、
「チアシードと水があれば生きられる」
と言われるほどの栄養素を含んでいるのです。実はチアシードには2種類あります。
- ブラックチアシード
⇒ 黒い種。水に戻すと約10倍に膨らむ。 - ホワイトチアシード(サルバチア)
⇒ 白い種。水に戻すと約14倍に膨らむ。
ホワイトチアシードの方が栄養価が高いものに品種改良をされています。また、ブラックチアシードは熱に弱い反面、ホワイトチアシードは熱にも強いです。後述しますが、食べ方の幅がグンと広がります。
そしてなによりも、ホワイトチアシードの方が、水に入れたときの膨張率が違います。
チアシードを食べることに得られるメリット(栄養素)
チアシードを食べるメリットは、その豊富すぎる栄養成分から期待できる、いくつもの健康効果です。栄養素として含まれているものは以下のとおりです。
- たんぱく質
- ミネラル
⇒ カルシウム(牛乳の約6倍)、亜鉛、マグネシウム(ブロッコリーの約5倍)、鉄分(ほうれん草の約3倍) - ビタミン(B群が多い)
- オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸:話題の「フラックスシード」「エゴマ」より多い)
- 必須アミノ酸(9種類中8種類)
- 食物繊維(水溶性と不溶性がバランスよく)
- 脂質
これらの栄養から期待できる健康効果は、こんなものがあります。
効果① 便秘解消
食物繊維を豊富に含んでいるためです。
効果② ダイエットの手助け
チアシードは水に浸すと、「グルコマンナン」というコンニャク成分が発生して、何倍にも膨らんできます。とても満腹感があるので、ご飯の食べすぎ防止になると思います。
効果③ 美肌効果
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)とビタミンとミネラルによる効果が期待できます。特に、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)はアンチエイジンング効果にも期待できるそうです。
チアシードは発芽毒があるから水に戻す
栄養価が高いチアシードですが、まずは食べる前に、チアシードは水に戻すことが前提です。理由は、玄米などと同じく「発芽毒」があるからです。これは、水につけて戻すことによって、無効化されるので、必ず水に戻すことをおすすめしてます。
水に戻すと、プルプルしたコンニャクのようなタピオカのようなものに変わります。
私がオススメするチアシードの食べ方とは♪
さて、水に戻したチアシードの美味しい食べ方をいくつかお伝えします。味はないので、ご自分で味を足すか、すでに味があるものに食感をプラスしたり、食べ応えをアップする役に立つと思います。
ちなみに、1日に食べる量の目安は、大さじ1杯(10g)程度です。意外とカロリーがあるので、食べすぎには注意です。
① ヨーグルトにまぜる
これはよくネットにも紹介されてるもので定番ですが、プチプチぷるぷるした食感がヨーグルトに混ぜると、本当に美味しいです。
② いちごやキウイのデザートにまぜる
個人的には、いちごやキウイのツブツブに似ているな、と思っています。なので、ベリー系の飲み物やキウイ系の飲み物に入れると、もはや区別がつかないかもしれません。私は、いちごの粒にしか思えませんでした。
③ スープにまぜる
寒い日があれば、冷たい飲み物やデザートだけでなく、温かいスープに混ぜるのもいいと思います。ホワイトチアシードならば、熱にも強いので、安心です。
④ ミルクティーに入れる
そうです。タピオカミルクティーを模しています。私としては粒感がタピオカよりも小さいですが、やはりツブツブしているのは似ているので美味しいです。
まとめ:いつものご飯にうまく取り入れる
健康に良い・美容に良いチアシードですが、色々な効果が期待できます。ただ、これだけを食べてダイエットしよう、などは思わないでください。偏った食生活は、のちのちツケが回ってくると思います。
普段の食事を少し減らす手助けや、栄養素をプラスするなど、何事も少しずつ始めることが、体にいい事を長く続ける秘訣だと思います。
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