朝晩の冷え込みもだんだん強くなり、外出時もアウターなしでは出られなくなってきましたね。そして、急激な気温の低下や疲労による免疫力の低下は、病気にかかりやすくなってしまう原因にもなります。これから冬に向けて、さらに寒くなる時期だからこそ気を付けたい病気があります。今回は、特にこれからの時期に気を付けたい病気を3つご紹介しましょう。
インフルエンザ
10月に入ると、そろそろインフルエンザの流行に備えて予防接種の時期だなぁと感じませんか?インフルエンザは、みなさんご存知の通り、インフルエンザを発症すると、高熱、咳、鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどの症状が現れます。
インフルエンザB型になると、下痢や嘔吐といった症状も現れるので注意が必要です。よくインフルエンザだと思って病院に行ったら「陰性」だったなんて話を聞きますが、インフルエンザは発熱から8~12時間以降でなければ、検査結果が正しくでないのです。
そのため、発熱後に時間を計ってから病院に行くようにしましょう。そして、治療法としては発熱から48時間以内であれば、抗ウイルス薬の効果が期待できます。
インフルエンザを発症しても元気であれば、自然治癒してしまうこともあるようです。また、インフルエンザは脳に炎症を起こす危険もあるため、意識がおかしいなどといった場合は、早急に医療機関を受診しましょう。
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RSウイルス感染症
現在、首都圏を中心に流行が本格化しているRSウイルス感染症ですが、咳やくしゃみによる「飛沫感染」と手指や物を介してうつる「接触感染」が感染経路となっています。
RSウイルス感染症は大人がかかると風邪で済みますが、RSウイルスは感染を繰り返すことで免疫力がつき軽症となっていきます。そのため、初めてRSウイルス感染症に感染した赤ちゃんは重症化する危険があるため要注意です。
RSウイルス感染症の症状は一般的な咳、鼻水、発熱といった風邪の症状ですが、咳が酷い場合やヒューヒュー息をしている場合はRSウイルス感染症の疑いがあるでしょう。重症化すると肺炎や気管支炎となる可能性もあります。RSウイルスには特効薬がないため、対症療法での治療となります。呼吸が苦しい場合には吸入や、症状によっては入院するケースもあるようです。
ノロウイルスやロタウイルスといった胃腸炎
主な胃腸炎の症状として、嘔吐、下痢、腹痛があります。子供の場合は、水分を摂っても吐いてしまうといった脱水症状を起こす可能性もあり、病院から整腸剤や吐き止めの薬が処方されます。
また、家の中で吐いてしまった際に気を付けたいのが二次感染です。嘔吐物の処理は、家庭用のハイターやブリーチといった塩素系漂白剤を使ってウイルスを殺菌する必要があります。また、手袋やマスクをしてしっかり感染を防ぐようにしましょう。
嘔吐物が服についてしまった場合は、ハイターやブリーチを100倍に薄めて(500mlのペットボトルの水に塩素系洗剤をペットボトルのキャップ1杯を入れたもの)、5~10分浸しましょう。洗濯をするときは他の洋服と一緒にせず、別々に洗ってください。
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最後に
いかがでしたか?これからかかってしまうかもしれない病気と思うとヒヤヒヤしてしまいますが、しっかり予防をすることで、これらの病気からしっかり自分の身体を守るようにしましょう。
うがい手洗いはもちろん、外出時にはマスクをつけたり、免疫力が低下するようなストレスや疲労を溜めない、湿度調節をしっかりしてこれからの寒い季節を乗り越えましょう。
また、これからのインフルエンザの季節。予防接種を受けても要注意。そのわけは…。
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