冬になると、さまざまな風邪対策が出回りますね。自分に合ったものを選べばいいと思いますが、以前、呼吸器科医に風邪対策を聞いたことがあり、それ以来、実践することで、風邪をひかなくなりましたので、ご紹介してみたいと思います。
低温・乾燥・抵抗力のない体がウイルスは好き!
小さいころから、のどが弱く、すぐに扁桃腺炎を起こし、高熱を出して寝込むことが多かった私。どうにかならないかなと思っていたら、ちょうど仕事で呼吸器科クリニックの先生にお話を聞く機会があり、教えていただきました。
ポイントはウイルスの対策。風邪の原因は風邪ウイルスだとご存じの方は多いと思いますが、ウイルス対策をしっかりしようという意識は若干、薄かったりしませんか?
いかにウイルスを体の中に入れないかと、いかにウイルスを外に出すかという意識を強く持つことが風邪対策には必要です。
ウイルスが好きなのは、
- 低温
- 乾燥
- 抵抗力
のない体の3つ、その反対のことをすればいいわけですね。
風邪対策の基本は「手洗い・うがい・乾燥をふせぐ」
風邪対策は手洗い、うがいが基本。これがウイルスを体の中に入れない対策です。私はこのウイルス除去対策を意識して、夜中でも「のどが痛いな」と感じたら、すぐに起きて、うがいをするようにしました。ウイルスが蔓延してしまったら、その猛威に負けてしまいます。
まずは、徹底的にできるだけウイルスを体の外に出すことを意識したわけです。夜中の「のどが痛い」ときにやると、悪化することはほとんどありませんでした。
マスクをして外出するのも、ウイルスを体に入れない効果を期待しているわけですが、風邪気味のときは室内でも、寝るときもマスクをするというのはおすすめです。
家族に風邪をうつさないだけでなく、マスクをしていると、ほどよい湿度が保たれるので、乾燥を好むウイルス対策になるというわけです。乾燥大好きウイルスには、室内を加湿するのもとても大切で、夜、寝ているときにも加湿器をかけておくのがおすすめです。
社内で水を飲み続けたら、感染しなかった
会社ではなかなか加湿器までかけられないことが多いと思いますが、私はペットボトルを脇に置いておいて、こまめに水を飲み続けるということで対策しました。
一時期、社内にインフルエンザが大流行して、家で寝ていて欲しいのに、忙しい仕事のため、出社してくる社員がいて、社員のほとんどが感染してしまったときも、私はペットボトルの水を飲み続けていたせいで、全く風邪をひきませんでした。
水を飲み続けると、体が乾燥しないということもありますが、のどの粘膜の繊毛が活発化して、ウイルスを体内に入れず、排出する働きが高まるそうなのです。なるほどの効果でした。
ただし、水は体が冷えることがありますから、冷えるとウイルスが大好きな状況になってしまいます。温かいものを飲んで、体を温めることは大切です。
それでも、たまに温かいスープを飲むより、1日の中では、水をこまめにたくさん飲む方が風邪対策になりますので、注意してくださいね。水をたくさん飲むほど効果的だと感じました。
疲れている体もウイルスは大好き!
ちょっとしたことですが、ウイルスを体内に入れない、できるだけ出すという意識をして、体を乾燥させないための加湿と、こまめな水の補給がとても効果的だと感じます。ただ、それでも、免疫力が下がっていると、ウイルスには負けてしまいます。
抵抗力がない体、つまり、疲れているとか、栄養バランスが悪い食生活をしていると、ウイルスに負けてしまいます。
忙しいときは、無理をせずに、とにかくよく寝て、身体を温めるバランスのいい食事をすることで、抵抗力をつけます。
それでも、風邪をひいたときは、熱が高くないなら、お風呂に入った方がウイルスの好きな冷えた体が温まるし、ウイルスが苦手な湿度が補えるので、効果的です。
熱が高く出るのは、ウイルスと闘っているせいなので、無理をして下げなくてもいいというのが、呼吸器科医師のお話でしたが、あまり熱が高いと苦しいので、そのあたりは風邪薬で下げるのは仕方ない気がしますね。
私の場合は水と、ビタミンCの飲み物を欠かさずに飲むようにしています。
最後に
いかがでしたか?よく言われているような風邪対策ですが、実はウイルスが蔓延することで、風邪が悪化してしまうという体の仕組みを意識するだけで、対策が強化できるようです。
おかげで、このお話を聞いて以来、徹底してウイルス意識対策するようになり、以来、5年以上、扁桃腺炎は全く起こすことがなくなり、高熱で苦しむことはありません。
疲れているときは、風邪気味になることはありますが、1度も寝込んだことがなく、とても快適です。あなたも風邪対策を試してみませんか?
また、風邪をひいてしまったら薬は薬でも漢方薬を試してみませんか!?
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