春のスギ花粉はよく報道されますが、それ以外の季節も花粉は飛んでいます。特に、春が一番ですが、秋も要注意です。花粉症でもアトピーでも、花粉は避けたい相手です。
花粉は体についたらかゆい
成人アトピーのママ友に教えてもらったのですが、花粉がついた衣類を身につけると、痒くなるようです。また、春先などよく干された布団は、呼吸困難になるかと思うほど辛いようです。
鼻は詰まるし咳き込んでしまうし、なによりかゆい。冬、布団が十分に干せないので、春の陽気に誘われて布団をしっかり干したいところですが、皮膚の弱い人、アレルギー体質の人には拷問のようです。ぺちゃんこの布団のほうがまだまし。
洗濯物もおひさまに当てたほうがしっかり乾きますが、それもやはり拷問のようです。布団は掃除機をかけているから大丈夫・・・と思いがちですが、取りきれないので、干さないほうがアトピーなどには良いようです。
もちろん、干さなくても掃除機がけは必須。でもぺちゃんこの布団は辛いものです。そんな時は天気の良い時にコインランドリーに布団一式を持って行きましょう。乾燥機に放り込んで、100円分も回せばフッカフカに戻ります。
室内干しもうまくやろう
衣類については、乾きがどうしても悪くなってしまいますが、室内干しがおすすめです。扇風機を回しておけば、比較的よく乾きます。外干しした場合、
- ばさばさ振り回してから取り入れる
- ドライヤーの風で一枚一枚花粉を飛ばしてから取り入れる
- 衣類乾燥機に10分程度かける
この3つの方法でもある程度取れますが、完全に取りきれないので、はじめから外干ししない方をおすすめします。特に最初の二つは手間がかかります。
花粉の季節、窓を大きく開け放って空気をいれかえるのも、花粉症やアトピーには良くないようです。
春先に全館冷暖房完備のモデルハウスに見学に行き、鼻がものすごく楽になったので、家を建てるとき、全館冷暖房にして、花粉が多く飛んでいる季節には窓を開け放たないようにしたら、子供のアトピーが激悪化したり、花粉症の症状が重くなったりするのが随分と軽減されました。
それでも外出しないわけには行かないので、誰もが花粉を家に持ち帰ってきます。外から帰ってくるとき、子どもたちも、上着を叩いて花粉を落としてから家に戻るようにしています。
小さなことですが、家庭内に持ち込まれる花粉が少なければ少ないほど、皮膚にも鼻にもいいように思います。
合繊繊維の服は外干ししない方がいい?
表面がつるつるのナイロン繊維のようなものを一番上にすると、花粉も落としやすいようですが、天然繊維と合成繊維では、フリースやポリエステルのような合成繊維のほうが花粉をがっちり抱き込むように思います。
合成繊維は本当に外干ししないに越したことはないと思います。肌に当たる部分にはこれらの合成繊維は避けたほうが無難です。
辛い花粉症やアトピーが少しでも軽く済ませられるように、特に春・秋の花粉の季節には洗濯物や布団は室内干しにして、悪化の要因を減らす工夫が大切だと思います。
最後に
夏から秋にかけての花粉、詳しくはこちらの記事でご確認ください!
https://xn--q9ji3c6d1g1i0f.com/summer-hay-fever-4659/
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