もうしばらくすると、ジメジメが不快な梅雨の時期がやってきます。家中で一番湿気がこもりやすく、カビやすい場所といえば浴室。一度生えたカビは、見た目にキレイにしても、また同じ場所に生えてきたりして、憂うつそのもの。今回は、そんなカビを防ぐためのポイントをご紹介します。
意外と知らない浴室のカビを防ぐ方法とは
カビの導線はより丁寧にお掃除
カビは空気が運びます。風を通すと言われるように、換気によって空気が通る道筋にカビの胞子が飛びやすくなります。これを防ぐためには、空気のステーションになるポイントを重点的にキレイにしておくことが必要です。
浴室扉の通気口(ない場合もあります)、天井、換気扇や窓の周囲がそれにあたります。このあとに触れますが、換気中はドアを閉めておくので、浴室扉の通気口から外気を取り込みます。ここにカビがあると浴室中にカビの胞子が巻き散ってしまいます。
見逃しやすいポイントですが、いち早く掃除したい場所です。次は換気口までの導線となる天井ですが、「ゴーグルをつけて…」なんて、大変そうな掃除方法を見かけることもありますが、普段の掃除なら、月に1度ぐらいアルコール消毒を床用のフローリングワイパーに吹き付けて拭くだけでOKです。
食器や食品にも直接スプレーできる安全性のこちらがオススメ
一度カビがついてしまうと厄介なのが、ゴムパッキンの部分。そんな気持ちからついつい力を入れて掃除してしまいがちですが、柔らかい素材なのでブラシでこすったりすると簡単に傷がついてしまいます。この傷が次のカビの原因になってしまうのです。
傷には水分がたまりやすく、カビには絶好の環境になってしまうためです。
もしカビが生えてしまった場合もこすらずに、カビ取り剤などを塗布し、ティッシュ(キッチンペーパーでも)でカビ部分を覆った後、さらにラップで覆って時間をおいて洗い流すようにしましょう。
市販の防カビグッズでガードを固める
お掃除の仕上げに定期的に市販の防カビグッズを使ってみるのも効果的です。口コミでの評判も高く「掃除が楽になった」「効き目が実感できる」などの声も多いようです。6ヶ月ほど効き目が持続するものもあるので、お守り感覚で使用してみるのもいいかもしれませんね。
お風呂あがりにしておくとカビ防止に効果的な3つのポイント
45度以上の温水で浴室を洗い流す
風呂あがりに冷水シャワーで壁や床を洗い流すと低温になってカビが発生しにくいと言われていたこともありましたよね?実はこの方法は間違いだって知ってました?カビにシャワーの水を当てると、カビを飛び散らすことになって逆効果。
ただし、皮脂や石鹸カスなどを流すのはカビの繁殖を抑えるためにはマストです。そこでこの場合のシャワーの温度は45度以上に設定するのが重要です。
温水のほうが石鹸カスなどを溶かして流れやすくしますし、なにより注目したいのは45度以上だとカビは死滅するという事実。また、温水のほうが蒸発しやすいので、湿気を乾燥させるためにも温水がオススメです。
水切りワイパーやスクイジーで水滴を落とす
仕上げに水切りワイパーやスクイジーで水滴を落としておくのも、少し面倒ですが効果的。浴室に置いておけるようなデザインのものを選べば、服を着てから再び浴室に戻る手間がなくなるので便利です。これからの季節なら、裸のままでもそんなに寒くないですしね。
*見せておきたくなる生活用品* “tidy”
スタイリッシュな日用品* – 使っているときはもちろん使わないときもオブジェやインテリアとして楽しめます。
換気中の浴室の扉は閉めておくほうが効果的
最後にお風呂を出るとき、浴室内に湿気をためたくないからと、ドアを開けっ放しにしている人はいませんか?換気中の場合は、逆にキッチリ閉めたほうが空気が循環しやすくなり、乾燥を助けるそうですよ。もちろん脱衣所の湿気を防ぐことにもなります。
窓がある場合も換気扇をつけているときは閉めておきましょう。ドアの通気口がある場合は、外気の取り込みによって、よりスムーズな空気の流れを作るものなので開けておいても構いません。そのためにも通気口はマメにお掃除しましょうね。
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