寝ている間も行っている呼吸。普段自分がどのように呼吸活動を行っているか意識したことがありますか。あまりにも何かに集中しすぎて呼吸を止めようとしていませんか。呼吸の質は体の免疫力を高めることに繋がります。
体のコリを柔げるには
毎日涼しくなってきました。過ごしやすくなってホッとする一方、肩や腰に重みを感じたり、コリを感じる方も増えてくるのではないでしょうか。適度な運動が身体に良いと分かっていても、つい敷居が高く取りかかれない人も多いのではないでしょうか。
吐きながらお腹がへこむ腹式呼吸で免疫力を高めよう!
どんな人も必ずしている運動。それは呼吸です。呼吸が止まることはありません。呼吸の質を高めることが免疫力を高めることに繋がります。
この呼吸。ほんの少しのコツで質を高めることができます。まずは楽な坐法で座ってみましょう。床に座るのは膝が痛かったりスペースがなければ 椅子に座ったままでもいいです。身体の心地よさに耳を傾けてみてくださいね。
普通の呼吸を少しゆったりとしてみましょう。この時、肩に力を入れすぎないようリラックスするのがコツです。肩と耳の距離を離して、首の筋がつまらないように少し気をつけてみてもよいでしょう。
鼻から息を吸ったり吐いたりしてみましょう。鼻から息を吸ったり吐いたりすることで、鼻毛が空気を掃除し、より新鮮な良い空気を体内に取り込むことが出来ます。息を吸いながらお腹が膨らみ、吐きながらお腹がへこむ腹式呼吸をしてみます。
吸う時は新鮮な空気を体内に取り込むように、吐く時は体内の老廃物を全て外に出すようにです。呼吸を意識するあまり肩に力が入らない程度です。
おへその周り(丹田 たんでん)がじんわりと温まってくるのを意識してみましょう。胸を開いてみましょう。 手のひらを胸の中央に重ねて、心臓の鼓動を確かめてみたり、手のひらの温かみを味わってみてもいいのかもしれません。しばらく呼吸に意識を向けてみます。
試してみたい呼吸法
腹式呼吸に慣れてきたら、他の呼吸法を試してみたいましょう。
内臓のマッサージをするカーパラバーティ
息を吐く時お腹を引っ込め、お腹を動かします。内臓マッサージをしているのです。息を吸うことを考えると息苦しく感じます。鼻でフッと吐くと自然に空気が鼻から体内に入ってきます。リズミカルに繰り返すと、頭がスッキリしてきます。
左右の鼻で交互に呼吸をするアヌローマ・ヴィローマ
鼻を交互に使う呼吸法です。右手の親指で右の鼻の穴、左手の薬指で左の鼻の穴を交互に押さえて、片鼻で呼吸します。一方の鼻の穴から息を吸い、息を止めてからもう一方の鼻の穴から吐くということを2:8:4の割合で行います。
吐く息が吸う息の倍の時間をかけて、丁寧に行うと自律神経のバランスが整い、考え方のバランスも整います。血行が良くなって、肩や腰のコリもほぐれてきますよ。
最後に
道具もいりません。場所もとりません。時間もわずか5分もあれば、たっぷり満喫できます。
とてもさり気ないことですが、一日の始まりや終わりに呼吸に目を向けてみて、日々の生活が豊かになり彩りを添えられるといいですね。
また、腹式呼吸は骨盤底筋を鍛えるのにも役立つのです!続けて次の記事をお読みください!
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