みなさん、親知らずってどうしていますか?綺麗に生えている人、全く生えていない人、横や斜めを向いて生えている人など、親知らず事情は人それぞれ。抜かなくて済むならそのままにしておきたいですが、親知らずの生え方によっては抜かないと様々なトラブルを発症するケースもあるようです。それでは、親知らずを抜かないといけないケースや抜いた後の親知らずの活用法についてご紹介します。
親知らずを抜かなくてはいけない場合
全ての親知らずを抜かなくてはいけないという訳ではありません。真っ直ぐ綺麗に生えてきた親知らずは、歯磨きがしやすいため抜く必要はないでしょう。
親知らずを抜く必要があるのは、親知らずが横や斜めを向いて生えてきている場合、親知らずによって隣の歯が虫歯になったり歯周病の原因となっている場合、親知らずが腫れや痛みを伴う場合、歯並びに影響が出ている場合、口臭が気になるなど、親知らずによって様々な症状を伴う場合は抜く必要があります。
また、親知らずは歯科で抜歯ができる場合と、親知らずの生え方によっては歯科で対応できず口腔外科を紹介されることもあります。
親知らずを抜く時期と費用について
親知らずを抜くのに最適な時期は20歳前後と言われています。その理由は、親知らずは18~20歳前後で生えてくると言われているため、一番は生えてきたらすぐ抜くということです。
年齢を重ね抜く時期が遅れれば遅れるほど、他の歯の虫歯や歯周病の原因となり、大がかりな処置が必要となる可能性があるからです。また、若いうちに抜いておくことで回復力が早く痛みが少ないというメリットもあります。
そして、気になる費用ですが、真っ直ぐ生えている親知らずなら2,000円程、横向きに生えている場合は3,000円程、歯茎に埋まっている場合は4,000円ほどとなるようです。この他にもレントゲン費用や歯石を取る場合もあるため、さらに費用がかかるということになります。
親知らずの活用法
親知らずは生えてくる位置や抜歯後によっては、別の方法で活用することができます。それでは、どのような活用法があるのかご紹介します。
1:親知らずは移植できる
親知らずの大きさと、状態が悪く抜かなくてはいけない歯の大きさが近いものであれば、状態が悪い歯を抜いて親知らずを移植することができます。費用は保険適用の3割負担で1万円程度。自費になると5~15万円程かかります。
2:入れ歯やブリッジの土台にする
親知らずが真っ直ぐ生えてきている場合は、入れ歯やブリッジの土台として活用することができます。もし、多くの歯を虫歯などで失っている場合は、親知らずを活用して入れ歯やブリッジの土台とし、安定した歯を作ることができます。
最後に
親知らずの抜歯はできれば避けたいと、痛みがなければ放置してしまいがちですが、親知らずの生え方によっては口臭や虫歯、歯周病など様々な症状をもたらすのです。そのため、若いうちから親知らずが生えてきたら、一度歯科で診察してもらうことをおすすめします。
その後、もし抜歯が必要となった場合は、抜きにくくなる前に早い段階で抜いておくと後々ラクになりますよ。
最後に、歯ブラシはもちろんなのですが、綿棒やデンタルフロスの使い方、きちんと知っていますか!?次の記事でご確認ください!
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